祈りについて

エバン・ロバーツ

勝利者誌 一九一一年 第三巻 十二月号 掲載

祈りが働きであることを知っている人の数はとても少ないです。しかし、祈りは働きなのです。使徒たちはペンテコステの日に聖霊で満たされましたが、御言葉の務めだけでなく祈りにも専念しました。人の内にある神の力の最も深く、最も強力なしるしは、その人の祈りの力です。この力を持てば持つほど、その人の務めはますます広大になります。世界はその人の教区となり、教会はその人の牧する所となり、暗闇のすべての力がその人の敵となります。

一九一一年十一月 エバン・ロバーツ