「死を通って命へ」(詩)

A. B. シンプソン

私はイエスと共に十字架につけられ、
 十字架は私を解放した。
私はイエスと共によみがえり、
 イエスは私の内に生きて治めてくださる。

いにしえの時代から隠されてきた奥義が、
 ついに信仰の目に明らかとなった。
私の内におられるキリストは栄光の望み、
 これを何度も繰り返し教えてください。

これは自然界に隠されている奥義、
 夏は死んで再びよみがえり、
春は冬の墓から復活し、
 収穫は埋められた麦から成長する。

これは聖化の奥義、
 私の聖潔ではなく、主の聖潔。
イエスよ!私たちを空にして満たしてください、
 あなたの豊かさでいっぱいに。

これは痛みや病のための香油、
 自分の力に対して死にきるためのもの、
主の命と豊かさを見いだすためのもの、
 私たちの全存在が必要とする供給。

これは主の物語、
 主は十字架を経て御座に到達された。
主と同じように、栄光への私たちの道は、
 常に孤独な死を通り抜ける。

私たちの塵なる体は朽ち果てる、
 イエスが横たわられた墓の中で。
しかし、彼の栄光の中で私たちはよみがえる、
 復活の日に。